包茎手術は決して安くない
包茎手術はコンプレックスの解消に役立ち、性生活にも自信が持てるようになります。
た、ペニス周りを清潔に保つことができるようになるため、感染症などのリスクも下げることができます。
ただ、こうしたメリットのある包茎手術にも、デメリットがまったくないわけではありません。
手術を受けてから後悔することのないよう、問題点についてもあらかじめ知っておく必要があります。
包茎手術に関する問題点の1つは、費用が高額になりがちだということです。
真性包茎の場合であれば、保険適用を受ければ2万円から3万円程度の本人負担で済みますが、仮性包茎の場合は全額自己負担となり、金額は10万円から40万円程度になります。
もちろん「男性としての自信」は簡単に金額に換算できないくらい大事なものですが、後悔しないためには事前のカウンセリングの段階で費用がいくらぐらいかかるか、追加費用を求められることはあるのかといったことをしっかり確認しておく必要があります。
仕上がりに後悔しないために
包茎手術に関わるもう1つの問題点は、手術痕に関するものです。
包茎手術では余分な包皮を切除し、両側から残りの包皮を引っ張ってきて縫い合わせます。
その際、どうしても痕が残ってしまいます。
傷跡や縫い目などは時間が経てばある程度薄くなりますが、もともとは離れた場所にあった皮膚同士をつなげるため、色の違いが生まれます。
簡単に言えば、ペニスがツートンカラーになってしまうわけです。
このことを知っておかないと、包帯が取れた瞬間に後悔をおぼえる結果になりかねません。
このような後悔を避けるには、カウンセリングの段階で手術法についてもきちんと確認しておくことが重要です。
包茎手術では、余分な包皮を亀頭の周囲から切り取るか、ペニスの根本あるいは裏側から切り取るかなど、いくつかの方法があります。この手術法の違いによって、手術痕の目立ち方が違います。
包茎さえ解消できれば仕上がりは問わない、というのであれば気にする必要はありませんが、できるだけ目立たせたくないのであればその旨を医師にきちんと告げるようにします。
まとめ
包茎手術の仕上がりと費用には相関関係があり、手術痕が目立ちにくい手術法ほど費用も高額になるという一般的な傾向があります。
そのため、手術を受けるに当たっては、自分が支払える費用の範囲内でどの程度の仕上がりを望むかをしっかりと考える必要があります。
安心して治療を受けたいというのであれば、複数のクリニックからそれぞれ費用の見積もりを出してもらうのがおすすめです。
優良なクリニックであれば、支払いについてもいろいろと相談に乗ってくれます。